🎨 制作活動 〜想像をカタチにする時間〜
「手を動かして、思いを形に!」
子どもたちの発想力や表現力を育む活動のひとつが「制作」です。シードでは、季節に合わせた工作や自由な造形活動を取り入れ、子どもたちの「やってみたい!」を大切にしています。
紙をちぎる、のりで貼る、色を塗る、スタンプを押す…。一つひとつの動作は、指先の巧緻性を高めるトレーニングでもあります。制作は「遊び」でありながら、自然と作業療法の要素が含まれているのです。
夏にはひまわりの壁飾り、秋には落ち葉を使ったコラージュ、冬には雪だるまのクラフト…。完成した作品を掲示すると「これ、ぼくが作ったんだよ!」と子どもたちは誇らしげに話してくれます。自分の思いを形にできた経験は、自己肯定感を高める大きな力となります。
また、制作は「工程を守る力」や「道具を正しく使う力」を育てる機会でもあります。ハサミやのりを使うときにはスタッフが寄り添いながら「どうやったら上手にできるかな?」と声をかけ、子どもの工夫を引き出していきます。
友だちと一緒に作ることで「協力する」「見せ合う」楽しさも広がります。完成した作品を並べて鑑賞会を開くと、子どもたちは互いの作品を褒め合い、「すごいね!」「かわいい!」と自然に言葉が交わされます。
保護者の方からは「家に持ち帰った作品を飾ったら、子どもがとても嬉しそうだった」という声も寄せられています。作品は、子どもの成長の記録としても大切な宝物です。
シードでは、制作活動を通して子どもたちの「表現する力」と「やり遂げる力」を育み、豊かな心の成長を支えていきます。
