応援は、運動会を盛り上げる大きな力です。

シードでは「応援の気持ちを形にする活動」として、オリジナルのうちわづくりを行っています。

うちわづくりは単なる工作ではありません。絵を描く、シールを貼る、文字を書くといった工程は、指先の巧緻性や道具の使い方の練習になります。

さらに「どんなメッセージを入れる？」「誰を応援する？」と考える過程は、想像力や相手を思いやる力を育みます。

子どもたちはカラフルな材料を前に目を輝かせ、「がんばれ！」「○○ちゃんファイト！」など、自分なりの言葉を一生懸命書き込みます。友だちの名前を書いたり、笑顔の絵を描いたり。子どもなりに「応援する気持ち」を形にしていきます。

制作したうちわを持って「がんばれー！」と練習中に応援し合う光景はとても温かく、子ども同士の関係を深めるきっかけにもなります。家に持ち帰れば、家族で運動会の話題が広がり、親子の会話にもつながります。

応援するという行為は、自分の力を出し切るだけでなく「仲間を支える」という社会性を学ぶ大切な経験です。シードのうちわづくりは、その第一歩となる活動です。