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発達障がいの基礎知識

福祉分野では、たくさんの専門用語が使われています。ここでは、それぞれの用語の意味をわかりやすく解説。障害・福祉の理解を深め、サービス利用者や従事者のスムーズなコミュニケーションにお役立てください。

アスペルガー症候群

社会的コミュニケーションや対人関係の困難、こだわりの強さが特徴。

アイコンタクトの困難

目を合わせるのが苦手で、会話中も視線をそらしがち。

感覚過敏(味覚・嗅覚)

特定の食べ物の味や匂いに強く反応し、偏食につながることがある。

曖昧な表現の理解困難

「適当に」「ほどほどに」などの抽象的な言葉の意味を理解しにくい。

安心できる環境の重要性

変化を苦手とし、決まった環境やルーチンが安心感を与える。

言葉の遅れ

年齢相応の言語発達が見られず、会話が苦手な状態。

指示の理解困難

口頭での指示を理解するのが難しく、視覚的な補助が必要なことがある。

異食症(いしょくしょう)

食べ物以外のもの(紙、布、土など)を口に入れる行動。

一斉指示が苦手

集団での指示に反応できず、個別の声掛けが必要になる。

インクルーシブ教育

障がいの有無に関係なく、すべての子どもが同じ場で学ぶ教育の考え方。

運動協調障がい(DCD)

ボール投げやジャンプなどの動作がぎこちなく、運動が苦手。

嬉しさの表現の違い

飛び跳ねたり手をひらひらさせたりと、独特な表現をすることがある。

うつ伏せ寝の好み

体に圧を感じると安心するため、うつ伏せで寝たがることがある。

上手くいかないとパニック

計画通りにいかないと、感情が制御できず混乱することがある。

嗅覚過敏

生活の中の匂い(香水、食事、洗剤など)に敏感に反応し、強い不快感を示す。

絵カードの活用

口頭指示が苦手な子どもに、視覚的なサポートとして使うカード。

エコラリア(反響言語)

他人の言葉をそのまま繰り返す(即時・遅延の2種類がある)。

枝分かれ思考の難しさ

「もし○○だったら?」という想像が難しく、柔軟な考え方が苦手。

笑顔が少ない

表情が乏しく、感情を顔で表すことが苦手な場合がある。

絵本の活用

文字よりも視覚的に理解しやすいため、ストーリーを学ぶのに有効。

音過敏

生活音や騒音が普通よりも大きく聞こえ、不快感を示す。

音の反響に敏感

体育館や広い部屋などでの音の響きに過敏になりやすい。

オウム返し

会話の中で相手の言葉をそのまま繰り返す特徴。

おもちゃへのこだわり

特定のおもちゃだけを好み、他のものには興味を示さないことがある。

大きな声が苦手

突然の大声や大きな音に驚き、不安になりやすい。

過敏性

触覚・聴覚・視覚などの刺激に敏感で、不快感を示すことがある。

鏡文字を書く

「さ」「ち」「5」などを左右反転させて書くことがある。

過集中

興味のあることに没頭しすぎて、他のことに気が向かなくなる。

身体の使い方がぎこちない

ボールを投げる・階段を降りるなどの動作が苦手なことがある。

仮面様顔貌(かめんようがんぼう)

表情の変化が乏しく、感情が分かりにくいことがある。

記憶の偏り

興味のある分野の記憶力が非常に高いが、日常生活の記憶は苦手。

気持ちの切り替えが苦手

予定変更などに強いストレスを感じ、パニックになりやすい。

聞き取りにくい話し方

声が小さい、早口すぎる、抑揚がないなどの特徴が見られる。

興味の偏り

乗り物や特定のキャラクターなど、一つのことに強くこだわる。

緊張しやすい

環境の変化に敏感で、集団行動で極度に緊張することがある。

空間認識の困難

物との距離感がつかめず、ぶつかりやすかったり、字が枠からはみ出したりする。

口の中の感覚過敏

歯磨きや特定の食感を嫌がることがある。

具体的な指示が必要

「ちゃんと」「しっかり」などの抽象的な指示では理解しにくい。

車や電車が好き

特定の乗り物に強い興味を持ち、詳しい知識を覚えやすい。

クールな印象を持たれやすい

感情表現が乏しいため、冷たい印象を持たれることがある。

結果へのこだわり

自分の思った通りの結果でないと納得できず、やり直したがる。

計算が得意でも文章問題が苦手

計算はできるが、問題文の意味が理解しにくいことがある。

軽度知的障がい

知的発達に遅れがあり、学習や日常生活に支援が必要。

けんかの仲裁が難しい

相手の気持ちを想像するのが苦手で、トラブルの仲裁ができない。

経験の一般化が困難

1つの場面で学んだことを他の場面で応用できないことがある。

言葉のオウム返し

質問に対してそのまま言葉を繰り返すことがある。

行動のルーチン化

決まった手順を崩されると混乱しやすい。

興奮しやすい

好きなことに夢中になると、声が大きくなったり、動きが激しくなる。

コミュニケーションの困難

相手の意図を読み取ることが苦手で、会話がかみ合わないことがある。

好奇心旺盛

興味のある分野には強く惹かれ、深く探求することが多い。

さ行

座っているのが苦手

長時間じっと座ることが難しく、体を動かしたがる。

作業のペースが極端

速すぎる or 遅すぎるなど、周囲とペースが合わない。

視線が合わない

目を合わせるのが苦手で、意図的にそらすことがある。

指示待ちになりやすい

自分で考えて行動するのが苦手で、指示を待つことが多い。

刺激を求める行動
体を揺らしたり、手をひらひらさせたりして刺激を求める

た行

多動傾向

じっとしていられず、常に動き回りたがる。

特定の音を怖がる

掃除機やトイレの流れる音などに強い恐怖を感じることがある。

対人関係の難しさ

相手の気持ちを察するのが苦手で、トラブルになりやすい。

独特な言い回し

難しい言葉や独自のフレーズを使うことがある。

突然の変化に弱い

予定の変更などにパニックを起こすことがある。

泣きやすい

感情のコントロールが難しく、ちょっとしたことで泣いてしまう。

においに敏感

柔軟剤や食べ物のにおいが強すぎると不快になる。

苦手な音がある

雷・花火・放送のチャイムなど、特定の音に強く反応する。

人混みが苦手

人が多い場所にいると疲れやすく、不安になりやすい。

寝つきが悪い

夜なかなか眠れず、生活リズムが乱れやすい。

場面緘黙(ばめんかんもく)

家では話せるが、学校など特定の場面で話せなくなる。

話の脱線が多い

会話の流れを理解しにくく、突然違う話題を話し出すことがある。

不安になりやすい

小さなことで不安になり、過度に心配することがある。

表情が読みにくい

相手の感情を察するのが苦手で、適切な反応ができないことがある。

パニックを起こしやすい

予期せぬ出来事に対して強いストレスを感じることがある。

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